Japonia Hortus

key to understand the Japanese garden

平成


 平成に入ると日本経済は降下を始め、政治は不安定になり首相が短期間で次々と交代するようになる。不景気は造園にも影響を与え、費用が掛かり新しい建築に対応できなかった伝統的日本庭園は人気を失っていく。

 雑木の庭・モダン日本庭園は依然として人気が高く、それに新しく平成初期にガーデニングブームが起こり、イングリッシュガーデンが日本各地で造られるようになっていった。昭和の頃から花壇を造り、西洋の花を植えることは始まっていたが、市場に出回る種類は限られておりガーデニングブームにより、より多様な植物が手に入るようになり手軽に始められることから個人の庭で支持を広めていった。

バラクラ イングリッシュガーデン
けいはんな記念公園水景園
 日本庭園がこの後どう進化していくかは不透明だが、建築家・芸術家(ランドアートなど)の参入や新しい技術革新により変わり続けている。けいはんな記念公園水景園やカナダ大使館などは新しい形の日本庭園の姿を示唆している。

 また日本庭園は海外での評価が高く、数多くの日本庭園が国外に造られるようになり、枡野俊明や北山安夫などの作庭家が国内外で日本庭園を造りその世界を深め続けている。


日本庭園の歴史と種類